管理組合が仲介会社に物件の個性アピール

 マンション管理組合による、不動産仲介会社営業社員を対象とした共用施設見学・体験会という、めずらしい試みが18日に都内で行なわれた。

 開催したのは、「ブリリアマーレ有明」(東京都江東区、総戸数1,085戸、2008年築)の管理組合法人。管理会社の(株)東京建物アメニティサポートが実施をサポート。不動産仲介会社社員やメディア関係者など約30人が集まった。

 同物件は、上層階(33階)にバー、プール、スパ、フィットネスジムなど充実した共用施設があり、それらが二次流通時にもセールスポイントとなるが、そうした個性をアピールする機会がなかった。そこで、不動産仲介会社に体験してもらい、購入希望者に同物件の魅力を詳細にアピールしてもらうことで、継続的な新規住民の獲得、値崩れの防止ができると考え、4年前に見学会を実施。その後、理事会メンバーの交代などもあり実施していなかったが、今回2回目を実施した。

 ホテルをイメージして設計されたエントランスやコンシェルジュカウンターを見学した後、上層階に上がって普段の仲介業務に伴う物件案内では入れないテラスから見える都心湾岸の夜景や、スパ、フィットネスジム、バー、プールなどを見学。最後にはスパの体験会も行なわれた。参加した不動産会社の営業社員は「普段は見られない共用施設を見られるのは仲介する上で役に立つ。個別物件の理解度が上がるのはいいことだ」などと語った。

 主催した管理組合法人のある役員は、「自分自身、共用施設を魅力に感じてこのマンションを購入しました。今後も定期的にこうした会を開いて不動産会社にアピールしていきたい」などと語った。